【キャンプ場紹介】朝霧Camp Base そらいろ
こんにちは、くろむです。今回は静岡県富士宮市にある朝霧Camp Base そらいろを紹介します。
朝霧Camp Base そらいろは2023年7月にオープンした新しいキャンプ場で、ふもとっぱらキャンプ場のすぐ近くにあります。
サイトは大きく4つのエリアに分かれていますが、どのサイトも綺麗な芝サイトかつ平坦でした。どこに設営したとしても快適なキャンプができると思います。
また、各エリアにトイレや炊事場が設置されており、どのサイトに設営したとしてもすぐにアクセスすることができます。さらにシャワーは24時間無料で使えるなど、サービスも充実しています。
そんな朝霧Camp Base そらいろの魅力と注意点についてご紹介していきますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
朝霧Camp Base そらいろの基本情報
朝霧Camp Base そらいろの基本情報についてまとめています。
基本情報
住所 | 静岡県富士宮市麓624-7 |
電話番号 | 0544-21-3955 |
公式URL | https://sorairo-camp.jp |
料金 | フリーサイト 大人:2,200円 高校生:1,100円 子供:無料 ペット:無料 電源サイト 大人:2,200円 高校生:1,100円 子供:無料 ペット:無料 ひろびろ区画サイト 基本料金:13,200円(大人4人・車両2台を含む) |
キャンセル料 | 1日前から100% |
支払方法 | 現金、クレジットカード、各種電子マネー |
アクセス
朝霧Camp Base そらいろは静岡県富士宮市の朝霧高原に位置しており、東名高速道路・新東名高速道路・中央自動車道からのアクセスがいいです。
ルール・禁止事項
利用者全員が快適に過ごせるようルールや禁止事項は守るようにしましょう。公式サイト記載のルールを簡潔に箇条書きにしました。詳細はこちらのページの最下部をご参照ください。
- 徐行区間は10km/h以下で運転
- お子様から目を離さないで
- 20時〜翌8時は静かに
- 車での場内移動は最徐行、18時以降は禁止
- 貴重品とキャンプ用品は自己管理
- 過度の飲酒は控え、運転手はチェックアウト日に飲酒しない
- 直火は禁止、焚火台やBBQコンロ使用
- ペットは犬のみ許可、リード必須、フン処理を徹底
- ドローンの持ち込み・利用は不可
- すべての花火は持ち込み禁止
朝霧Camp Base そらいろのサイト
朝霧Camp Base そらいろのテントサイトはフリーサイトと区画サイトがあります。全体的にはフリーサイトの面積が圧倒的に多く、区画サイトの数は限られています。
全サイト芝生のサイトですので、テントの汚れなどはあまり気になりませんでした。
フリーサイト
朝霧Camp Base そらいろには下記の4つのフリーサイトがあります。それぞれ特徴がありますので順番にご紹介します。
- まったりサイト
- ゆったりサイト
- どっぷりサイト
- しっぽりサイト
まったりサイト
まったりサイトは管理棟の目の前に位置するサイトで、上下2段に分かれています。
トイレやシャワー、炊事場にも近く利便性は抜群です。富士山が見える場所も比較的多そうです。(推測調の語りになっているのは宿泊時は曇りで富士山が全く見えなかったからです…)
利用者であれば誰でも使える大きな焚火台も備え付けられているため、グループで盛り上がることもできそうです。
建設中のドッグランにも近いため、ペット連れのキャンパーにもおすすめできるサイトになりそうです。
ゆったりサイト
まったりサイトから富士山寄りのサイトがゆったりサイトです。長方形で完全に平らなサイトで、周りを木々に囲まれています。
富士山が見えにくいせいか人は一番少なかったです。受付の方に聞いたところハイシーズン以外は比較的空いていることが多いそうです。
富士山ビューにこだわりが無くて静かに過ごしたい人にはおすすめです。逆に「絶対に富士山が見たい!」という方は避けた方が良いかと思います。
どっぷりサイト
まったりサイトとゆったりサイトの間にある通路を北向きに抜けていった先にあるのがどっぷりサイトです。
元々野球場だったらしく、サイト全体の形にその面影が残っています。
こちらのサイトも完全に平坦なサイトなので、設営に困ることは無いと思います。
元野球場ということもあって周囲を一周壁で囲われています。風の強い日はこの壁際に設営することで多少は強風をしのぐことができそうです。
しっぽりサイト
どっぷりサイトを通り抜けた先にある最奥エリアがしっぽりサイトです。平坦な場所が多いですが、奥の方は傾斜があるようでした。
受付の方曰く、富士山がよく見えるしっぽりサイトとどっぷりサイトから予約が埋まっていくそうで、私が宿泊したときも一番多くの利用者がいました。
富士山は比較的見やすいサイトですが、入り口付近は木々が被るため富士山が見えない場所があります。
最奥サイトのため管理棟までの距離が心配でしたが、実際に歩いてみると意外と近く感じました。
しっぽりサイトに入ってすぐ左手には広々区画サイトが2つ設置されています。
区画サイト
朝霧Camp Base そらいろの区画サイトには『電源区画サイト』と『ひろびろ区画サイト』があります。
電源区画サイト
まったりサイトの下段に並んでいるのが電源区画サイトです。まったりサイト同様で利便性は抜群です。
各区画に100V電源が2口常設されています。
区画のサイズは一般的なキャンプ場の区画サイトと同じくらいに見えました。
広々区画サイト
しっぽりサイトに入ってすぐ左手にあるのが広々区画サイトです。ぱっと見20m×20mくらいありそうなくらい広々としたサイトでした。(実際は370㎡)
しっぽりサイトの中でもトイレ棟に近い位置に位置していますので利便性は高そうです。区画内は完全に平らで設営もしやすそうでした。
朝霧Camp Base そらいろの施設
管理棟
キャンプ場に入ってすぐ左手に建っているのが管理棟です。
入口には車いす用のスロープがあり、屋内にはバリアフリー対応のトイレもありました。より多くの人にキャンプを楽しんでもらいたいという想いが感じられて好感度が上がりました。
売店には忘れがちな消耗品の他、ご当地のお酒やキャンプ場のオリジナルグッズもありました。
管理棟の外壁にはEV用の充電器が2基設置されていました。急速充電ではなく普通充電(SAE J1772)ですが、一晩宿泊することを考えれば十分かと思います。料金は3kw(国産車・外車)が330円/時間、6kw(国産車のみ)が550円/時間です。
トイレ
各サイトには1つのトイレ棟があり、どこに設営したとしても徒歩1~2分でトイレにアクセスできます。
便器の数はサイトによって違いますが、どのサイトのトイレもウォシュレット付で綺麗でした。
各トイレ棟にはAEDが備え付けられています。キャンプ場ではあまり見ない装備なので少し驚きました。
トイレの外側には雨天時に傘をひっかけるためのバーもありました。こういう細かい気遣いが素敵だと思います。
シャワー
トイレと同じ建物に設置されているのが24時間無料で使えるシャワーです。
有料でシャワーを提供しているキャンプ場は少なくありませんが、24時間無料というのは私がこれまで利用してきたキャンプ場の中では初めてでした。
個室内も新しく綺麗でした。この状態をキープするために利用者としても綺麗に使いたいです。
自販機
各サイトにあるトイレ棟には自動販売機が設置されています。
しっぽりサイトとどっぷりサイトに設置されている自動販売機は電子マネーに対応していました。キャンプ中に小銭を出すのも億劫なため、ありがたかったです。
まったりサイトにあるトイレ棟の横には飲み物の自動販売機の他に馬刺しの自動販売機もありました。
炊事場
炊事場は各トイレ棟に設置されています。
お湯が出るので真冬の洗い物でも苦になりませんでした。
水は不凍栓が設置されているので、冬場は奥のハンドルを回して水を出しましょう。
綺麗に手入れされていて、チェックイン時には三角コーナーの中身もしっかり捨てられていました。
焚火台(FirePit)
まったりサイトには大きな焚火台が設置されています。
こちらの焚火台は無料で使えるとのこと。管理棟の受付で利用方法を聞き、清掃道具も貸していただけるようです。
ゴミステーション
ゴミステーションはまったりサイトとゆったりサイトの間に一か所、しっぽりサイトに一か所の合計二か所があります。
焚火後の灰捨て用のバケツも設置されています。
燃えるゴミ、ペットボトル、缶を捨てる際には管理棟で購入できるゴミ袋に入れる必要があるので注意しましょう。
ドッグラン
まったりサイトの端っこには建設中のドッグランがありました。
敷き詰められているのが何なのかよく確認しなかったのですが、写真を見る限りウッドチップでしょうか。ふかふかしてそうに見えました。
※2024年3月28日追記
2024年3月22日にドッグランが開始されたそうです。利用料金は無料でウッドチップを敷き詰めてあるため走りやすいとのこと。詳しくは公式サイトの案内をご覧ください。
朝霧Camp Base そらいろの魅力と注意点
朝霧Camp Base そらいろの魅力3選
富士山がよく見える(はず)
(はず)と書いてあるのは私が利用した日は雲が厚く富士山が殆ど見えなかったからです…(笑)
しかし、ふもとっぱらキャンプ場に近いので同じような大きさで富士山が見えるはずです。
(後日利用した田貫湖キャンプ場も富士山が見える絶景キャンプ場のはずなのに全く見えませんでした……もしかして日ごろの行いでしょうか?)
富士山が綺麗に見える場所に設営したいときは公式マップのビュースポットを参考に設営場所を決めましょう。
また、富士山がよく見えるしっぽりサイトとどっぷりサイトから予約が埋まっていくそうなので、確実に富士山を見たいときは早めに予約しましょう。
新しく綺麗な施設
オープンから1年経過してないので当然なのですが、とにかく施設が綺麗でした。
新しいだけでなく手入れも行き届いていて気持ちよく使うことができます。
手入れされた芝生のサイト
キャンプ場全体が手入れされた綺麗な芝生でおおわれています。
受付時には芝生保護のために入場時はハンドルを切り過ぎないようにとの案内もありました。
また、焚火の際は直火禁止はもちろんのこと、芝生保護のために焚火シートの使用も強く求められています。
綺麗なサイトを守っていくために、利用者としても注意が必要です。
朝霧Camp Base そらいろの注意点
とても快適な高規格キャンプ場のため、注意点は殆どないのですが何点か気になる点がありましたのでご紹介します。
風向きによっては臭いがする
キャンプ中ずっとというわけではないですが、風向きによっては家畜のような臭いが漂ってきていました。
朝霧高原自体が牧場の多いエリアですので、これは致し方ないと思います。
ペグが刺さりにくい場所がある
朝霧キャンプベースそらいろは全面芝生サイトのためペグが刺さりやすいです。しかし、私が設営した場所は地中20cmくらいに硬い石がゴロゴロしていて、鍛造ペグと丈夫なペグハンマーでようやくペグ打ちをすることができました。
ソロ用の小さなテントの場合は比較的短いペグを使うので石に当たることは無いでしょうが、大型のテントに使う30cm以上のペグだとペグ打ちに困ることがあるかもしれません。
鍛造ペグと丈夫なハンマーを準備していくことをおすすめします。
アプローチルートに徐行区間がある
特に注意点というほどではないですが、キャンプ場の入り口手前に徐行区間が設けられています。
道沿いに乗馬クラブの建物、馬小屋があり、馬たちを驚かせないためとのことです。
周辺情報
買い出しスポット
河口湖方面からアクセスする際にはマックスバリュ富士河口湖店が便利です。フォレストモールという商業施設の中にあり、同じ敷地内には100円ショップ・ホームセンター・スポーツ用品店やアウトドア用品店なども出店しているため、忘れ物をしたときでもここで買い揃えることができます。
マックスバリュ富士河口湖店
コンビニ
朝霧高原周辺には2軒のコンビニエンスストアがあります。街中のコンビニと比べてキャンプ道具も充実しているのでぜひ立ち寄ってみてください。
セブン-イレブン 富士宮朝霧高原店
朝霧高原もちやの向かいにあるセブンイレブンです。キャンプ用品が充実している他、薪が売っているのでたびたび利用しています。
ファミリーマート 富士宮朝霧店
ふもとっぱらキャンプ場の近く、スカイ朝霧というパラグライダースクールの向かいにあるファミリーマートです。
こちらもキャンプ道具や薪が充実しているので困ったときには重宝します。
温泉
宿泊当日に温泉に入りたい場合は朝霧Camp Base そらいろから車で約12分の『風の湯』がおすすめです。
撤収日に立ち寄りやすい温泉としては河口湖方面であれば『富士眺望の湯ゆらり』や『富士西湖温泉 いずみの湯』、富士市方面であれば『湯らぎの里』がおすすめです。
(『湯らぎの里』は温泉ではなくスーパー銭湯です)
風の湯
風の湯は朝霧Camp Base そらいろをはじめ、朝霧高原にあるキャンプ場からのアクセスがいい温泉です。大きな施設ではないのでキャンプシーズンは混雑します。食堂で出てくる唐揚げが美味しくておすすめです。
富士眺望の湯ゆらり
富士眺望の湯ゆらりは河口湖方面から朝霧Camp Base そらいろへ向かう途中にある道の駅なるさわの奥にある温泉です。天気のいい日には露天風呂から綺麗な富士山が見えます。休憩エリアも広く、キャンプの疲れを癒してくれます。
富士西湖温泉 いずみの湯
富士西湖温泉 いずみの湯はその名の通り西湖の湖畔に位置する温泉で、すぐ隣には西湖自由キャンプ場があります。
湯らぎの里
湯らぎの里は東海道新幹線 新富士駅に近い街中にあるスーパー銭湯です。国道1号線に近いためアクセスが良く、朝霧高原でのキャンプ後に沼津方面の観光をする際によく利用しています。
まとめ
朝霧Camp Base そらいろは比較的新しいキャンプ場ということもあり、快適なキャンプを楽しむことができます。
私自身もいつか天気のいい、富士山が見える日に再度利用したいと思います。