初心者のキャンプ場の探し方と選び方
キャンプに行く日が決まったら、次は場所選び。富士山が見える高原で過ごすのか、木々に囲まれた川沿いにテントを張るのか。気になる景色を見つけると、出かけるのが楽しみになります。
景色のほかに、移動にかかる時間やトイレの使いやすさも気になります。テントを張る地面や、途中で寄れるスーパーも見てから候補を絞ります。
この記事では、私が普段使っている「なっぷで日付を指定し、地図から空いている場所を探す」という方法と、キャンプ場を選ぶときに気にしていることを紹介します。

まずは行く日を決めて、地図から候補を探す
なっぷで日付を指定して空いているキャンプ場を見る
私がキャンプ場を探すとき、まず開くのは予約サイトの「なっぷ」です。行きたい日付を指定し、地図を見ながら空いているキャンプ場を探します。私にはこの探し方がいちばん手っ取り早いです。
地図で探すと、「この辺りなら自宅から行けそうだな」と、移動に無理のない範囲で候補を探せます。何度か出かけているエリアなら、だいたい何時間くらいかかるかも見当がついてきます。
周りに何があるかを一緒に見られるのも便利です。キャンプ場の写真だけなら自然に囲まれているように見えても、地図で確認すると、近くに住宅が並んでいることもあります。そうした周辺環境も含めて、泊まりたい場所かどうかを考えています。
Googleマップでキャンプ場を探すこともある
もう一つは、Googleマップで「キャンプ場」と検索する方法です。行ってみたいエリアにどんなキャンプ場があるのか、地図を動かしながら探します。
有名なキャンプ場や、作品に登場した場所に行きたくて探し始めることもあります。ただ、普段はなっぷの日付指定と地図検索、あるいはGoogleマップでの検索が中心です。
どんな景色の中で過ごしたいかを考える
空が広く見える高原、木々に囲まれた林間、川沿い、湖畔。キャンプ場にはいろいろな雰囲気があります。まずは「こんな場所でキャンプをしてみたい」というイメージを持つと、候補を選びやすくなります。

私が好きなのは、ふもとっぱらや朝霧ジャンボリーオートキャンプ場のような、開放感のあるキャンプ場です。広い空の下で過ごせて、富士山や山の景色も楽しめると、やっぱりいいなと思います。
一方で、道志みち沿いにあるような、林の中や川のそばのキャンプ場が好きな人もいます。このあたりは好みが分かれるところです。私も夏の日差しがきつい時期には、木陰のある林間サイトを選びたくなります。
最初は作品や写真の中のキャンプを手掛かりに
まだキャンプをしたことがなければ、自分の好みもはっきりしないと思います。その場合は、気になった写真や作品の場面から考えてみるのもよさそうです。
例えば『ゆるキャン△』を見てキャンプを始めたくなったなら、「あの話で行っていたキャンプ場がいいな」という気持ちからで十分。実際に同じ場所へ行くのも楽しそうですし、遠くて行きにくければ、その場所の何に惹かれたのかを考えてみます。
湖のそばだったのか、見晴らしのいい高原だったのか、それとも林の中だったのか。そのイメージに近い場所を、自宅から行ける範囲で探してみてください。
移動時間は渋滞やチェックイン時刻も踏まえて考える
土日の一泊二日で行くなら、移動にどれくらい時間を使うかも大事です。行きたいキャンプ場でも、往復に時間がかかりすぎると、現地で過ごせる時間が少なくなってしまいます。
私の場合、道が空いているときの所要時間をGoogleマップで調べ、片道2時間前後なら一泊二日で行きやすい範囲だと考えています。3時間くらいまでなら候補に入りますが、4時間となると、行けなくはなくても移動に時間を使いすぎる気がします。
帰りの渋滞もありますし、チェックインの時刻によって出発時間も変わります。自宅から使いやすい高速道路で行けるかも見ています。
二泊三日なら、少し遠いキャンプ場も選びやすくなります。真ん中の一日は設営も撤収もせず、まるごと楽しめるからです。
もちろん、ドライブ自体を楽しみたいなら、移動時間も旅の楽しみになります。キャンプ場でゆっくり過ごしたいのか、道中も楽しみたいのかで、行き先までの距離を考えてみてください。
トイレのきれいさと炊事場のお湯を確認する
きれいなトイレは私にとって大事な条件
設備の中で私が特に気にするのはトイレです。和式やくみ取り式はできれば避けたいですし、温水洗浄便座が付いていて、きれいならうれしいです。
以前行ったスノーピーク鹿沼キャンプフィールド&スパでは、トイレがとてもきれいだったのが印象に残っています。浜松の渚園でも、管理棟近くのトイレはとてもきれいでした。
私はトイレが汚いと、つい行くのを我慢してしまうタイプです。せっかくキャンプに来ているのに、そこでストレスを感じるのは避けたい。だから、設備のきれいさを気にして選ぶのも、十分ありだと思っています。

寒い季節は炊事場でお湯が出るとうれしい
炊事場では、お湯が使えるかも気になります。夏はそれほど苦にならなくても、寒い季節の洗い物はやっぱり大変です。特に油の付いた食器や調理道具を洗うときは、お湯が出ると助かります。

地面の状態とペグの打ちやすさを調べる
芝生・土・砂利など、地面の種類も見ておく
テントを張る地面も、キャンプ場選びで気にしています。芝生や土、砂利、レンガチップを敷いたサイトなどがあり、私はふかふかした、手入れの行き届いた芝生が好きです。
ふもとっぱらの少し野性味のある草地もいいのですが、朝霧ジャンボリーオートキャンプ場やそらいろの整備された芝生は気持ちよく感じました。

土のサイトを避けているわけではありません。ただ、雨でぬかるむとテントが汚れたり、設営や撤収が大変になったりするので、土のサイトに行くときは特に天気予報を気にします。
砂利やレンガチップのサイトには、水はけのよさを期待しています。
芝生だからペグが打ちやすいとは限りません。ふもとっぱらでは、芝生の下の地面が硬く、ペグがなかなか入らないことがあります。私はほかのブロガーさんの記事などを読み、現地の地面がどんな状態か予習してから行くようにしています。
道志の森キャンプ場ではペグが刺さらず、買い足しに行った
初めて道志の森キャンプ場へ行ったときのことです。プールの周りのサイトにテントを張ろうとしたのですが、そこの地面がとても硬かったんです。
当時持っていたのは、Amazonで買った安いジュラルミン製のY字型ペグ。そのペグでは全く歯が立たず、設営が進みませんでした。
結局、山中湖のほうにあるモンベルまでバイクで行き、木製のペグハンマーと、アルミ製の細いピンペグを買いました。買ってきたピンペグと、もともと持っていた細いペグを使い、なんとか設営できました。
お店がなかったら、どうやってテントを張ればよかったのかと今でも思います。
しかも、その木製ハンマーは、硬い地面にペグを打ち込むのに一度使っただけで、かなり傷んでしまいました。結局またモンベルで、硬いゴム製のショックレスハンマーを買い直すことになりました。
今はスノーピークのペグを必ず持っていきます。荷物を減らしたい人や、まだペグの種類をあまり持っていない人も、手持ちのペグで設営できそうか、現地に着く前に確かめておくといいと思います。
秩父ではペグが曲がり、ハンマーの柄が折れた
秩父のCHICHIBU FARMSTAYでも、硬い地面に苦労したことがあります。2025年2月に利用した、当時Cサイトと呼ばれていた区画でのことです。
表面にはレンガチップが敷かれていましたが、土の下10cm前後で何度も石に当たり、打つ位置や角度を変えてもペグが入らない場所がありました。そのときはスノーピークのソリッドステークが曲がり、ペグハンマーの柄も根元から折れてしまいました。

買い出し先はキャンプ場までの道順と一緒に決める
キャンプ場の候補が見えてきたら、周辺のスーパーも必ず調べます。私が見るのは、お店が近くにあるかだけでなく、自宅や最寄りのインターからキャンプ場へ向かう途中で寄れるかどうかです。
地図では近く見えても、キャンプ場までの最短ルートから外れているスーパーもあります。あらかじめ寄るつもりで道順を考えておかないと、買い出しのタイミングを逃してしまうことがあります。
朝霧高原へ行くときは、いつものルートで、いつものマックスバリュに寄る流れが決まっています。そのため、買い出し先を心配せずに出発できます。

一方、初めて行くエリアでは、どのスーパーが大きいのか、バーベキュー用の肉がどのくらいそろいそうかも分かりません。そういうときは入念に下調べをして、なるべく大きいスーパーを選ぶようにしています。
まとめ 大事にしたい条件を決めてキャンプ場を選ぶ
私の場合は、なっぷで日付を指定し、地図から空いているキャンプ場を探すところから始めます。気になる場所が見つかったら、予約前に次の点を確かめます。
- 好みの景色があり、無理なく往復できる場所か
- トイレや炊事場が、自分にとって使いやすそうか
- 地面の状態はどうか、手持ちのペグで設営できそうか
- 途中で買い出しに寄れるスーパーがあるか
富士山の眺めを優先するのか、近場でゆっくり過ごすのか。候補がいくつか残ったら、今回いちばん大事にしたい条件で比べてみてください。

