【キャンプ道具レビュー】コールマン モバイルポンプ
こんにちは、くろむです。
キャンプの醍醐味の一つは設営作業。私も秘密基地を作るような設営が大好きですが、片づけは苦手なので撤収はさっさと終わらせたいです。しかし、キャンプ歴が長くなればなるほど道具が増えて大変になっていく設営・撤収作業。要所要所で時短をしていきたいニーズもあります。
今回はそんなニーズに応えてくれるコールマンの「モバイルポンプ」を紹介します。このコンパクトな道具がどれほど設営を楽にしてくれるか、実際に使ってみた感想を交えながらご紹介します。
コールマン「モバイルポンプ」とは?
コールマンと言えばキャンプ愛好家にはおなじみのブランド。毎年のように新しい製品で私たちのキャンプライフを快適にしてくれる存在です。
今回ご紹介する「モバイルポンプ」はその名の通り持ち運びが楽なコンパクトなサイズの電動ポンプです。みなさんもご存じの通り、キャンプ道具の中には空気を入れて使うものがいくつかあります。
例えば、スリーピングマットなどは空気を入れて使うタイプを使用している方も多いのではないでしょうか。そんな空気入れの時間を短縮してくれる今回のアイテム。
小さいけれどその実力はキャンプの設営・撤収で大活躍してくれること間違いなしです。
基本情報
サイズ | 約Φ7.5×10cm |
重量 | 約290g |
使用素材 | PC、その他 |
使用電源 | USB電源、充電式バッテリー |
充電時間 | 約5時間 |
付属品 | ノズル4種、USBコード、収納ケース |
第一印象と購入の決め手
コールマン「モバイルポンプ」を初めて店頭で見かけた時、その小ささに驚きました。
キャンプ歴が長くなると荷物の量も増えてくため、持ち運びやすさは重要になってきます。
さらに、その鮮やかな赤色は散らかったテントの中でもすぐに見つけることができます。
購入を決めた最大の理由は、我が家で使っているコールマン「コンフォートインフレーターマットハイピーク」のバルブにぴったり合う専用アダプターが付属していたことです。
実は、これまではAmazonで購入した他社製の電動ポンプを使って空気を入れていたのですが、専用のアダプターではなかったため、接続部から空気が漏れるストレスがありました。
しかし、専用アダプターが付属している「モバイルポンプ」ならその問題が解消されると期待し購入しました。
実際に使ってみた感想
セット内容
セットの中には本体の他に、専用アダプターも含めたノズルが4種類、USBコード、収納ケースが入っていました。USB Type-Cケーブルで充電できるのは他の家電の充電で使っているケーブルと共用できるのでありがたいです。
手に持ってみた印象としては期待していた通りコンパクトで軽い印象です。
バッテリーの残量は本体側面のインジケーターでわかるようになっています。
使用しないノズルは散らばりがちなので収納ケースが付属しているのはありがたいです。
空気入れが驚くほどスムーズに
空気入れの速さと効率には満足しました。
「コンフォートインフレーターマットハイピーク」に空気を入れるのにかかった時間は25秒。公式サイトでの表記と同じで、マットがパンパンに膨らみます。
専用アダプターにはねじ山が切ってあり、マットのバルブ側にぴったりとはまります。
この仕様のおかげで接続部から空気が漏れることもなく、購入時の期待に応えてくれました。
空気抜きも簡単
空気を抜く作業も大幅に楽になりました。
これまで使用していた電動ポンプよりも効率よく、約50秒でぺちゃんこになるまで空気を抜くことができました。
ポンプが無い場合は何度もマットを丸めて空気を押し出さなければなりません。その作業にはスペースも必要で大変な作業でしたが、この「モバイルポンプ」であれば苦に感じることなくマットの撤収作業ができます。
バッテリーの持ちも良好
一回の空気の出し入れではバッテリーの残量メーターは1目盛りも減りませんでした。
実際にマット一枚の空気の出し入れは数分程度なので、頻繁に充電する必要もなさそうです。
これなら、キャンプに何度も持って行っても安心です。
こんな人におすすめ
今回、「モバイルポンプ」を使ってみて、以下のような方におすすめだと思いました。
コールマンの純正マットを使用している方
特に「コンフォートインフレーターマットハイピーク」など、専用アダプターが付属しているマットをお使いの方には最適です。
コンパクトな電動ポンプを探している方
持ち運びが簡単で、収納スペースも取らないので、ソロ・家族キャンプに両方にぴったりです。
浮き輪やエアクッションなどを使う方
多用途に使えるノズルが付属しているため、様々な空気を使うアイテムに対応できます。
気になる点も…
使用時の音量が大きい
使用してまず気になったのは動作時の音量です。
自宅のダイソンの掃除機並みの音がするので、キャンプ場では使用する時間帯に配慮が必要です。
「モバイルポンプ」を使ってスリーピングマットを膨らませるのは明るい内に済ませておくのが吉です。
専用アダプターで空気を抜くときはバルブから外れやすい
専用アダプターで空気を入れる時にはアダプターと本体をロックする仕様になっていますが、空気を抜く際はそのような機構がありません。
そのため、空気抜きしている間は本体から手を離すことができません。
残念ながら「モバイルポンプ」を使って空気抜きをしている間に他の撤収作業をするのは困難かと思います。(とはいえ1分程度の話なので大きな問題にはなりませんが…)
まとめ
「モバイルポンプ」は、キャンプの設営・撤収を劇的に楽にしてくれる、頼れるアイテムです。これまで抱えていた空気入れ・空気抜きの小さなストレスを解消し、時間も節約してくれます。
キャンプの設営・撤収の効率を上げたい方は、ぜひ一度試してみてください。