キャンプレポ

【キャンプレポ】長野県の「いなかの風キャンプ場」に行ってきました

camping-beads

こんにちは、くろむです。

今回は友人2人と一緒に長野県飯島町にある「いなかの風キャンプ場」に行ったレポート(日記)記事です。

景色を楽しみながらの旅路

友人2人は関西から来るため、キャンプ場近くで集合でした。集合場所まではのんびり一人旅?です。

道中の絶景

道路が空いている時間帯に調べたGoogleマップの所要時間を信用してしまい、出発時点ですでに「到着予定時間=集合時間」の状態に。

さらには家を出てすぐに忘れ物を取りに帰るなど、前日までの準備を完璧にしないといけないと痛感した朝でした。

出発時は曇り空だった天気も1時間ほど走ると快晴に。佐久平SAにて休憩です。長野・新潟方面にキャンプに行くときにはよく休憩する佐久平SAですが、上り方面には温泉があるとの情報が。毎回下り方面でしか利用しないので、いつかあの温泉でゆっくり疲れを癒してみたいです。

佐久平SAを出た後は佐久ICからしばらく下道を走ります。佐久市の天気も快晴で、浅間山が非常にきれいに見えました。

一緒にキャンプする友人たちの中に雨男がいるのか、2回に1回は悲惨な天気の中でのキャンプになっています。今回はこのまま快晴が続いてくれと願わずにいられません。

佐久市から諏訪湖方面に抜け、岡谷ICから再度高速道路へ。道中諏訪湖が見えてテンションが上がりました。

長野、思ってたより寒い

駒ヶ根ICで高速を降りた後は10分ほどで集合場所の養命酒工場へ。集合時間の3分前には到着しそうです。最初は門構えの物々しさにビビってしまい、門の手前で右折。無駄に近所を一周してしまいました。

ギリギリでの到着となったものの、なんと一番乗り。友人2人は工事渋滞につかまり30分ほど遅れるそうです。こんなことなら焦る必要はなかったかな、と思わなくもなかったですが、遅刻せずに一安心です。車を降りると思ってたより寒く、夜中の気温が不安に。

到着から約20分後、友人たちとも無事に合流し、久々のキャンプスタートです。

キャンプ場までの道のり

集合場所は養命酒工場だったので、せっかくなので見学してから昼食・買い出しに向かいました。

養命酒工場見学

友人との合流後は養命酒工場の敷地内にあるくらすわショップをぶらりと回った後、養命酒工場の見学へ。休日だったため製造ラインは稼働していなかったものの、見学ルートに設置されたわかりやすい解説映像で楽しめました。

工場は稼働している時に見学するのが楽しいですが、土日休みの仕事をしているとなかなか難しいです。工場見学をした後はお土産コーナーでジンを購入。こういうご当地のものをキャンプ場でいただくのもキャンプの醍醐味の一つですね。

昼食からの買い出し

養命酒工場見学終了後は、近くにある定食屋「ゆるりと」で昼食。店内には囲炉裏があるスペースもあり、落ち着いた雰囲気でした。

今回は2種類の味が楽しめる唐揚げ定食を注文。味は「信州みそ」と「塩こうじ」だったと思うのですが記憶があやふや……
鶏肉が非常に柔らかく、美味しい唐揚げでした。

昼食後は「コメリ」に立ち寄り広葉樹の薪を1束購入。その他石油ストーブ用の灯油も買い足しました。その後「ニシザワ福岡食彩館」で食品の買い出し。この辺りの地域で展開している地元のスーパーみたいです。

個人商店に入る勇気はなくてもキャンプにちょっとしたご当地感を感じられる地元スーパーは楽しいですね。長野だと他には「ツルヤ」がご当地感を感じられて好きです。

「いなかの風キャンプ場」に到着!

買い出し終了後、車で10分ほどでキャンプ場に到着。さすが人気のキャンプ場、受付渋滞が発生してました。今回予約したサイトはA-11。予約サイトの記載によるとサイト面積は約245㎡。
一般的な区画サイトの倍以上の面積があるため、楽しみにしていました。

実際にサイトに到着してみるとその大きさにびっくり。元々棚田だったこともあり、景色も素晴らしかったです。

早速設営を開始。普段のキャンプでは広さに制約がある中でレイアウトに迷うところ、今回は広すぎて迷うという状況に。

結果としてはシンプルにタープ、テント×3張を横一線に設営しました。横並びになるツーリングドームST&LX。こう見るとけっこう大きさが違いますね。

設営後まったりタイム

一通りの設営が終わった後にはコーヒーを飲みまったりタイム。思ってたよりも寒かったこともあり日没前から焚火をしました。

焚火も落ち着いたところでこのキャンプ場の一番標高が高い場所まで散歩。自分たちのサイトも景色がよかったですが、一番上まで来るとさらに遠くまで見渡すことができて絶景でした。

散歩から戻ると友人が晩御飯の準備をしてくれていました。10分も散歩していないのに玉ねぎとニンジンが切られて鍋に収まっている……早い。

この辺りから気温もぐっと下がってきたので友人のトンネルテントに避難。石油ストーブもあるためぬくぬくおこもりキャンプができます。
(テント内での火気の使用は一酸化炭素中毒や火災の危険があるため自己責任です)

3人で持ち寄ったランタンは合計7つ。無駄に明るいものの「キャンプの光源は多ければ多いほどおしゃれ」理論の信奉者なので全部点灯させます。

晩御飯&焚火&星空タイム

晩御飯は先ほどから仕込んでいたビーフシチューを食べた後、余ったシチューを活用して炙りチーズトーストグラタンにリメイク。寒くなってきたので高カロリーのごはんがひときわおいしく感じました。

ご飯を食べてひと段落した後は再び外に出て焚火タイム。ずい分昔に買っていた炎色反応を楽しむ粉を入れると炎が青くなってテンションがあがりました。

この日は何かの流星群が見えるということで夜空をしばらく見上げていましたが残念ながら見ることはできず。iPhoneで星空を撮影しようと色々と設定を弄って挑戦するも、なかなか難しい。いつか星空がきれいに撮れる一眼レフカメラが欲しいですね。

焚火の火も収まってきたので火消し壺で消火。再びテント内に戻って二次会。早起きしたこともあり眠かったので23時には就寝しました。

友人2人はその後も1時間くらい粘って流星群を眺めていたそうですが、2つほど流れ星が見えたとのこと。

快晴続く2日目

2日目も快晴が続き気持ちのいいキャンプでした。

油断して寒かった明け方

天気予報によると最低気温が2℃だったため寒がりの私は装備を厚めに持参していましたが、明け方寒くて目が覚めました。

寝袋から出たくない気持ちと闘いながら外に出ると、自分のテントが凍り付いてる……まだ10月半ばのキャンプなのにこれはもはや冬キャンプに片足を突っ込んでますね。宴会幕に行くと石油ストーブで暖かかったです。

朝ごはんは昨日スーパーで買った冷凍今川焼きをストーブの上で温め。アルミホイルでふんわりと包み、ストーブの上に10分くらい置くといい感じで温まりました。

さらに昨日の余ったシチューを活用してビーフシチューペンネ。普通にシチューとして食べた後にグラタンを作って、さらに翌日ペンネと絡めるだけ余るって作り過ぎた気がしますね。そしてこれだけでもおなかいっぱいなのですが、カートンドッグを作りさらに満腹に。

あっという間の撤収

朝ご飯を食べ終わった後はぼちぼち撤収を開始。雲一つないピーカン晴れのおかげでテントの乾燥も進み、スムーズに撤収できました。チェックアウトは管理棟前のカゴにサイト番号が書いてある札を返すだけ。

ついでに昨日ゆっくり見れなかった管理棟の中を見てみましたが、レンタル用品の充実っぷりがすごかったです。これは手ぶらでキャンプができるレベル。BBQコンロなんかは手入れも大変なのでレンタルに任せるのもいいですね。

驚いたのは一酸化炭素チェッカーのレンタルもあったこと。今回のように幕内で火器を使用する際には必須の一酸化炭素チェッカーですが、サイズが小さいので忘れてしまうこともないとは言えません。そんな時にレンタル品で用意されてると安心ですね。

チェックアウトした後はゆるキャン△聖地でもあるこまくさの湯に向かいます。

こまくさの湯は千畳敷カールへつながるロープウェイへの途中にある温泉。高速のICにも近く、木曾駒ケ岳登山の帰りに気軽に立ち寄れる場所にあります。

前回来たときは悪天候で露天風呂から何も見えませんでしたが、今回は快晴で少し赤く色づいた山々を見ながら気持ちよく露天風呂に浸かることができました。

温泉から出た後は駒ケ根名物ソースカツ丼を求めて近くの『東右衛門』へ。入り口に足湯があるという珍しいお店でした。

頼んだのはもちろんソースかつ丼。からしがめちゃくちゃ辛くて量も見た目以上にあるがっつり飯でした。

食べ終わって外に出ると店の入り口の屋根でサルがくつろいでいました。やはりこの辺りは自然と密着した地域。熊だけは出ないことを祈ります。

ソースかつ丼の次はこれまたゆるキャン△聖地の光前寺に向かいます。

光前寺の境内に入ると幻想できな雰囲気。同じ長野の戸隠に近い雰囲気を感じますね。

社殿の中は撮影禁止でしたが、脇にあった霊犬早太郎の像だけは撮影可能ということでパシャリ。磐田で悪さをしていたヒヒを討ち取った英雄らしいです。

境内をののんびりに散歩していると「サルが出没しているので見かけても近づかないでください」との放送。さっきのかつ丼屋から数km離れていますが、ここら一帯に出没しているのでしょうか。

光前寺を出た後は近くのマクドナルドで今回のキャンプにかかった費用を清算し解散。帰路につきます。

遠回りしながらの帰り道

駒ケ根からの最短帰路は中央道経由ですが、八王子JCT付近が渋滞していたのと、往路で見かけた浅間山をもう一度見たいと思い佐久市経由のルートを選択。

諏訪湖付近では諏訪湖と富士山のコラボが見えテンションが上がりました。

途中道の駅で休憩したところ安い薪が売っているのを発見。地方の道の駅ではキャンプ場やホームセンターで買うより安く薪が手に入る気がしますね。

高速に乗った後は行きに休憩した佐久平SAで休憩。気になっていた温泉まで登ってみます。

温泉まで登るのに超長いエスカレーターに乗るのですが、途中で振り返るとなかなか怖い高さ。

てっぺんまでたどり着くと夜景がきれいに見えました。高速道路の車のライトがきれいに伸びていますがこれからあの渋滞に戻ると思うと少し憂鬱な気分……

そんな感じでゆっくりしていると日も暮れてだんだん寒くなったので早々に車に戻ることにしました。

その後渋滞に巻き込まれながらも20時前後には無事帰宅し、今回のキャンプは終わりました。

今回の「いなかの風キャンプ場」は関東からは少し距離がありましたが、養命酒の工場見学やゆるキャン△の聖地巡礼もできるくらいの余裕があったので1泊2日でも十分足が伸ばせる範囲のキャンプでした。

いつもは富士山周辺をメインに活動していますが、たまにはこの辺りまで遠出するのも悪くないな、と思ったキャンプでした。

ABOUT ME
ひすい & くろむ
ひすい & くろむ
中堅キャンパー
2016年からキャンプを始めた夫婦で運営しているキャンプブログです。キャンプ場紹介・キャンプ道具紹介・キャンプレポ・キャンプノウハウを中心に記事を書いていく予定です。
記事URLをコピーしました