芝生サイトで焚き火をするときの地面保護。芝生を焦がさないために気をつけたいこと
芝生サイトで焚き火をするとき、私は焚き火台の下がけっこう気になります。
そう思うようになった理由のひとつが、キャンプ場で実際に芝生の焦げ跡を見かけたことです。
きれいな芝生の中に、丸く茶色くなった跡や、中心が黒く焦げたような跡が残っている。
これを見ると、焚き火台を使っていたとしても、地面への熱や落ちた炭の影響は軽く考えない方がよさそうだなと思います。
もちろん、見かけた焦げ跡の原因を一つひとつ断定することはできません。
ただ、芝生サイトで火を扱う以上、こういう跡が残る可能性があることは頭に入れておきたいところです。
この記事では、実際にキャンプ場で見かけた焦げ跡の写真と、自分が試した焚き火台スタンド・焚き火シートの組み合わせをもとに、芝生サイトで焚き火をするときの地面保護について整理してみます。
キャンプ場で見かけた芝生の焦げ跡が気になった
キャンプ場を歩いていると、芝生の一部が丸く茶色くなっていたり、中心が黒く焦げたようになっていたりする場所を見かけることがあります。

焦げ跡の近くを見ると、芝生が黄色く変色している部分もありました。

こういう跡を見ると、芝生サイトで焚き火をするときは、やはり地面への熱や炭の落下を軽く見ない方がいいと感じます。
もちろん、その焦げ跡がどんな使い方でできたものなのかまでは分かりません。
焚き火台を使っていたのか、焚き火シートを敷いていたのか、風が強かったのか、炭を落としてしまったのか。そこまでは判断できません。
ただ、少なくとも芝生サイトでは、火の扱い方によってこうした跡が残ることがある。
その実例を見てしまうと、自分が焚き火をするときも、焚き火台の下まで含めて対策しておきたいと思うようになります。
焚き火台を使っていても、地面への熱はゼロではない
焚き火台は、火を地面から離してくれる道具です。
ただ、焚き火台を使っていても、下方向への熱がゼロになるわけではありません。
火床が低い焚き火台や、長時間の焚き火では、焚き火台の下にも熱が伝わりやすくなります。

直火ではなくても、焚き火台自体が高温になれば、その下の芝生にも熱は伝わります。
特に芝生サイトでは、焦げ跡や変色が残るとかなり目立ちます。
だからこそ、焚き火台を使うことを前提にしつつ、その下をどう守るかまで考えておきたいです。
芝生を傷める原因は、熱・灰・炭の落下
芝生への影響は、熱だけではありません。
焚き火台の構造によっては、灰や小さな炭が下に落ちることもあります。
完全に燃え尽きた灰ならまだしも、熱を持った炭や熾火が芝生に触れると、焦げ跡が残る可能性があります。
実際に見かけた焦げ跡も、中心が黒くなっているものや、周囲の芝生が黄色く変色しているものがありました。


原因を断定することはできませんが、芝生サイトで火を扱うと、こういう跡が残ることはあります。
自分が焚き火をするときは、焚き火台の下に伝わる熱と、灰・炭の落下の両方を意識しておきたいところです。
火床の低い焚き火台を使うなら、地面保護は厚めにしたい
キャンプ場によっては、焚き火台の下に置く遮熱用の台を貸し出しているところもありました。

この写真は以前利用したキャンプ場で撮ったものです。
焚き火台の下に木製の台のようなものを置き、その上で焚き火台を使う形でした。
キャンプ場側がこうした台を用意しているということは、それだけ焚き火台の下に伝わる熱を気にしているということでもあります。
もちろん、貸し出し品の形やルールはキャンプ場によって違います。
ただ、芝生サイトで焚き火をするなら、焚き火台の下に何かしらの遮熱対策を入れる考え方はかなり現実的だと思います。
今回、自分が使った焚き火台は火床が低めのタイプです。
そのまま焚き火シートの上に置くだけでも使えますが、芝生サイトで使うには少し不安がありました。
そこで、焚き火シートの上に焚き火台スタンドを置き、その上に焚き火台を乗せる形にしました。

焚き火台スタンドを使うと、焚き火台と芝生の間に距離を作れます。
さらに、スタンドと芝生の間に空気層ができるので、熱が直接地面へ伝わるのを少し抑えられます。
火床が低い焚き火台を芝生サイトで使うなら、こういう地面との距離を作る対策はかなり重要だと思います。
焚き火台スタンドと焚き火シートは役割が違う
芝生保護を考えるときは、道具ごとの役割を分けて考えた方がわかりやすいです。
焚き火台スタンドは、焚き火台自体を乗せる小さな金属製の台です。
焚き火台から下に向かう熱を一度受け止め、さらに芝生との間に空気層を作ることで、熱が地面に直接伝わりにくくなります。
一方、焚き火シートは、落ちた灰や炭、燃え残りが芝生に直接触れるのを防ぐためのものです。

実際に敷いてみると、焚き火シートは焚き火台スタンドよりもかなり大きく、周囲に落ちる灰や炭も受け止めやすくなります。



スタンドとシートは、どちらか一方で完結するというより、役割が違う道具として組み合わせて使う方が安心です。
実際に焚き火台スタンド+焚き火シートで使ってみた
実際に、焚き火シートの上に焚き火台スタンドを置き、その上に火床の低い焚き火台を乗せて焚き火をしました。

このときは、焚き火台の中でしっかり薪を燃やしています。
かなり普通に、というより、けっこうガンガン焚き火をしました。
それでも、焚き火台の下にはスタンドがあり、その下には空気層があります。
さらに、その下に焚き火シートを敷いているので、熱と落下物の両方に対してある程度の対策ができている状態です。
焚き火中に、焚き火台スタンドの下へ少し手を入れて確認してみました。
焚き火台の中ではしっかり薪が燃えていましたが、スタンドの下にある焚き火シートはひんやりしていました。
もちろん、火力や焚き火台の種類、風の状態によって変わるとは思います。
ただ、このときはスタンドと空気層のおかげで、下方向への熱がかなり抑えられているように感じました。
少なくとも、火床の低い焚き火台をそのまま芝生の上で使うよりは、かなり安心感がありました。
翌日の芝生はなんともなかった
焚き火をした翌日、焚き火台とシートを片付けたあとの芝生を確認しました。

結果として、芝生に焦げ跡は見当たりませんでした。
前日にしっかり焚き火をしていたので、ここはかなり気になっていたところです。
実際に見てみると、芝生が黒く焦げていたり、丸く茶色く変色していたりする様子はありませんでした。
焚き火中にスタンド下の焚き火シートがひんやりしていたことも含めると、焚き火台スタンドと焚き火シートを併用したことで、地面への熱や灰・炭の落下をある程度抑えられたのではないかと思います。
もちろん、その日の芝生の状態や火力、焚き火台の種類によって結果は変わるはずです。
それでも、自分の使い方としては、この組み合わせはかなり納得感がありました。
芝生サイトでは、少し過保護なくらいでちょうどいい
自分が芝生サイトで焚き火をするなら、最低限、焚き火台と焚き火シートは使います。
そのうえで、火床が低い焚き火台を使う場合や、長時間焚き火をする場合は、焚き火台スタンドや灰受けプレートも組み合わせたいところです。
正直、少し過保護かもしれません。
でも、キャンプ場で実際に焦げ跡を見てしまうと、芝生サイトではそのくらいでいいと思っています。
あとは、焚き火後の地面チェック。
灰が落ちていないか。
小さな炭が残っていないか。
薪の欠片が散らばっていないか。
焚き火台の下に焦げ跡がないか。
地味ですが、ここまで含めて焚き火の片付けにしたいです。
まとめ:焚き火台の下まで含めて、焚き火の準備にしたい
芝生サイトで焚き火をするときは、焚き火台を使っているだけで安心しきらない方がよさそうです。
実際にキャンプ場で見かけた焦げ跡を見ると、芝生サイトでの火の扱いは軽く考えない方がいいと感じます。
焚き火台の下には熱が伝わります。
灰や小さな炭が落ちることもあります。
だから、焚き火シートだけで済ませるのか、焚き火台スタンドや灰受けも使うのかは、サイトの状態や焚き火台の形を見ながら考えたいところです。
今回、自分は火床の低い焚き火台に対して、焚き火台スタンドと焚き火シートを併用しました。その状態でしっかり焚き火をした翌日も、芝生に焦げ跡は見当たりませんでした。
もちろん、これがすべての条件で通用するとは言い切れません。
それでも、芝生サイトで焚き火をするなら、少し過保護なくらいで準備しておく方が安心です。火そのものだけでなく、その下にある芝生まで含めて考える。
今後もそのくらいの感覚で、焚き火まわりの対策を続けていきたいと思います。
