ゼインアーツ ゼクーLを10泊以上使った感想|広いサイトで張るとやっぱりかっこいい大型シェルター
ゼインアーツのゼクーLを10泊以上使ってきました。
夫婦2人で使うには十分な広さがあり、広いサイトに張ると今見てもかっこいい大型シェルターです。
設営や撤収に手間はかかりますが、その分ゆったり過ごせる満足感があります。
この記事では、ゼクーLを実際に使って感じた広さ、区画サイトでの収まり、設営や撤収で気になった点をまとめます。
※ゼクーLは現在廃盤になり、在庫限りの扱いです。

広いサイトに張ったゼクーLは、やっぱりかっこいい
ゼクーLを使っていてまず感じるのは、サイトに張ったときの存在感です。
角ばった大きなシルエットと、サイドフレームによる立体感があり、一般的なワンポールテントとは少し違う雰囲気があります。

特に広いサイトや景色の良いキャンプ場では、ゼクーLの形がよく映えます。
キャンプ道具は使いやすさも大事ですが、張ったときに「いいな」と思える見た目も、やはり大事だと思っています。ゼクーLはその点でかなり満足感があります。


富士山を背景に張ったときや、夜に幕内の灯りで浮かび上がる姿を見ると、今でも「この幕を選んでよかったな」と感じます。
広さと見た目で、ゼクーMではなくゼクーLを選んだ
ゼクーLを買った理由は、もっと広く使えるテントが欲しくなったからです。
それまでツーリングドームやサーカスTCを使っていました。どちらも気に入っていましたが、キャンプを続けるうちに、荷物を置いたり、雨の日に幕内で過ごしたりできる大きな幕が欲しくなりました。

ゼクーLは、広さだけでなく見た目にも惹かれました。
角ばったシルエットや三角のサイドフレームの形が特徴的で、キャンプ場に張ったときの雰囲気がかなり好みでした。
ゼクーMも候補には入りましたが、せっかく大型テントを買うなら広い方がいいと思い、最終的にはゼクーLを選びました。
実際に使ってみても、夫婦2人で使うにはかなり余裕があります。広さを重視してLにしたのはよかったと感じています。
夫婦2人なら、幕内はかなり余裕がある
ゼクーLは、夫婦2人で使うにはかなり余裕があります。
わが家では、180cm×180cmのカーペットを2枚敷いて使っています。それでも幕内にはまだ余白があります。

この写真では荷物をあまり置いていませんが、カーペット2枚を敷いてもまだ余裕があることは伝わると思います。
寝る場所だけでいっぱいになる感じではなく、荷物を置いたり、少し動いたりする余白があります。夫婦2人で使うなら、かなりゆったり使えるサイズ感です。
サイドフレーム付近の壁も比較的立っているため、端のスペースも使いやすいです。ワンポール系のテントは端に行くほど低くなりがちですが、ゼクーLは端まで使いやすいです。
幕内でゆったり過ごせることは、ゼクーLを使っていて一番満足しているポイントです。
10m×10m区画なら張れる。でも余白はあまり多くない
ゼクーLは、区画サイトでも何度か使っています。
10m×10mくらいの区画であれば、ゼクーL単体は張れます。ただし、本体だけでなくガイロープの張り出しまで含めて考える必要があります。

車を横に置く場合は、さらに配置に気を使います。
車、ゼクーL本体、ガイロープ、人の動線まで考えると、「張れる」と「余裕を持って快適に使える」は別です。

タープとの併用は、10m×10mだとかなり厳しいと感じています。
張れることは張れますが、快適さや余白を考えると、ゼクーL単体で使う方が現実的です。
「張れる」と「余裕を持って快適に使える」は別です。
区画サイトで使う場合は、サイトサイズだけでなく、車の置き方やガイロープの張り出しまで考えておいた方が安心です。
設営は難しくない。でもガイロープとペグは多い
ゼクーLは大型のシェルターですが、設営手順そのものは分かりやすいです。
ワンポール型なので、先にペグダウンしてからセンターポールを入れて立ち上げる流れです。構造を理解してしまえば、手順で大きく迷うことは少ないと思います。
ただし、自分の場合は設営に30分くらいはかかります。
早い人だと20分ほどで張れるという話も見ますが、個人的にはかなり早い人向けの時間だと思います。
大変なのは、とにかくガイロープとペグが多いことです。
ガイロープをしっかり張らないと幕が垂れて、せっかくの広さも少し狭く感じます。

設営手順そのものは分かりやすいですが、きれいに張るにはガイロープまで含めて時間を見ておきたいテントです。
そのぶん、しっかり張れたときの見た目はかなりいいです。手軽さよりも、張ったあとの満足感を重視する幕だと思います。
雨の日は頼れる。でも撤収で泥汚れが残ることもある
雨の日に使うと、ゼクーLの広さはかなり心強いです。
荷物や椅子を幕内に入れやすく、外に出しっぱなしにしたくない道具を避難させられます。
雨が降っている時間でも、幕内である程度落ち着いて過ごせるのは大型シェルターならではです。

一方で、雨の日の撤収はかなり大変です。
濡れた大型幕を扱うだけでも大変ですが、泥汚れがつくとさらに厳しくなります。実際に、雨撤収で泥まみれになった汚れが今も残っている部分があります。

雨の日は心強いですが、撤収まで含めるとかなり大変です。
ここはゼクーLの良いところと面倒なところがはっきり出る部分だと思います。
収納はかさばるけど、この広さなら納得できる
収納袋はそれなりに大きいです。
車に積むときも、細かい道具のすき間に入れるというより、ちゃんと場所を取る荷物として考えています。

幕体やポール類を並べると、収納袋に収まっていても中身のボリュームはしっかりあります。

ただ、ゼクーLはそもそも広さを求めて選んだテントなので、このサイズ感はあまり不満には感じていません。
わが家は車でキャンプに行く前提なので、積載としては許容範囲です。

コンパクトな道具ではありませんが、広い幕内で過ごせることを考えると、ここは割り切って使っています。
純正インナーは便利だけど、思ったより圧迫感がある
ゼクーLは幕内を広く使えるので、土間スペースもかなり便利です。
夜にテーブルや椅子を幕内へしまえるため、夜露や急な雨で道具が濡れる心配を減らせます。荷物を外に出しっぱなしにしなくていいので、就寝前の片付けもしやすいです。
純正インナーも持っています。センターポールに引っかける形で設営できるので、ゼクーLの中に寝室を作ることはできます。

ただ、実際に使ってみると、床面積に対して上部の圧迫感があります。入り口側から見るとそれなりに広く見えますが、上にいくほど生地が寄ってくるので、体感としては少し狭く感じました。

個人的には、ゼクーLの広さを活かすならインナーなしの方が使いやすいです。インナーを入れると寝室は作れますが、その分、幕内の自由度は下がります。

また、結露はかなり出ます。大型幕なので、乾燥撤収できるかはチェックアウト時間にも左右されます。
特に結露と乾燥は、チェックアウトが早いキャンプ場だと少し気を使います。
ゼクーLは、広いサイトでゆっくり過ごしたい人向き
ゼクーLは、広いサイトでゆったり使うと良さが出るシェルターです。
わが家の場合は、夫婦2人で使うことが多く、広めの区画サイトやフリーサイトで張ることが多かったので、ゼクーLの良さを感じやすかったのだと思います。

わが家の使い方で考えると、ゼクーLが合うのは「設営に少し時間がかかっても、広い幕内でゆっくり過ごしたい人」だと思います。
車移動で荷物量にある程度余裕があり、広めのサイトを選ぶことが多いなら、ゼクーLの広さはかなり活きます。雨の日に荷物を中へ逃がせるのも、大型シェルターらしい安心感があります。
逆に、毎回コンパクトに設営したい人や、小さめの区画サイトをよく使う人には少し持て余すかもしれません。タープ併用を前提にしたい場合も、サイトの広さはかなり選びます。
また、純正インナーで広い寝室を作りたい人にも、個人的には少し注意が必要だと感じました。床面積はありますが、上部の圧迫感があり、ゼクーL本来の広さを活かすならインナーなしの方が使いやすいと思います。
全員に合うテントではありませんが、広いサイトでゆっくり過ごしたい人にはかなり気持ちよく使える幕だと思います。
まとめ:手軽ではないけれど、今でも使いたくなる幕
ゼクーLは、広いサイトでゆったり過ごしたい人に合う大型シェルターです。
夫婦2人で使うには十分な広さがあり、外観のシルエットもかなり気に入っています。
富士山を背景に張ったときや、夜に幕が光る様子を見ると、今でも使いたくなるテントです。
一方で、設営には30分ほど見ておきたいですし、ガイロープの多さ、収納サイズ、雨撤収の大変さもあります。
気軽に持ち出せるテントというより、広い幕内でゆっくり過ごすための幕です。
それでも、広いサイトで張ったときの満足感はかなり高いです。ゼクーLで過ごす時間には、今でも十分な魅力を感じています。

