キャンプ Tips

キャンプで何する? 次の一泊で試したい8つの楽しみ方

富士山の夜景を中心に、キャンプの8つの楽しみ方を組み合わせた写真
Nice Camp

キャンプに行って、テントを張ったあとは何をするのか。料理をしたり、写真を撮りに歩いたり、本を読んだり。私は焚き火がいちばん好きですが、毎回同じように過ごすわけでもありません。

ここでは、私がキャンプで楽しんでいることや、やってみたいことを8つ紹介します。何をして過ごそうか迷っている方は、気になるところから読んでみてください。

1 外で食べるご飯を楽しむ

料理を楽しむのは、キャンプの定番ですよね。ただ、私自身はあまり料理をしません。キャンプ飯を作ることもそれほどなくて、強いこだわりがあるわけでもありません。それでも、友人とキャンプに行くときは「今回、何を食べようか」という話になります。

何がいいかというと、同じものでも、家で食べるのと外で食べるのとでは全然違って感じるんです。外で食べるとおいしい。これを「外飯効果」と呼ぶのかどうかはわかりませんが、料理にあまりこだわりのない私でも、そこはキャンプの楽しさだと思います。

それに、自宅ではなかなかできない料理もあります。例えば、炭火で肉を焼くバーベキュー。バーベキュー場でもできますが、自宅のリビングではできませんよね。キャンプに来ると、そういう料理にもチャレンジしてみようと思えます。

朝霧Camp Baseそらいろでの焼き鳥
朝霧Camp Baseそらいろでの焼き鳥

焼き鳥も、家では買ってきたものを温めて食べることが多いのではないでしょうか。そこから自分で焼こうと思う機会は、普段はあまりない気がします。でも、キャンプなら焼いてみようかなと思える。いつもと違う場所に来たことで、食べるものだけでなく、作り方にも気が向くんですよね。

寒い時期のキャンプなら、鍋やシチュー、カレーのような温かい料理もいいです。冬の外で食べるとおいしいですし、体も温まります。寒い中で温かいものを食べている時間も含めて、ご飯がキャンプのワンシーンになると思います。

2 飲み物とおやつでひと休み

設営が終わった夕方、晩ご飯にはまだ早い時間。そんなとき、少しおしゃれなことをして過ごしたくなることがあります。自分で豆を挽いて、コーヒーをいれて飲んでみたい、という気持ちです。

キャンプでコーヒーをいれることに惹かれる時期って、あるんじゃないでしょうか。私にもありました。それでコーヒーミルも買いました。飲み物を用意するだけでなく、豆を挽くところから自分でやってみたくなったんです。

コーヒーとビスケットで、ひと休み
コーヒーとビスケットで、ひと休み

そこから本格的にハマるかどうかは、人それぞれだと思います。私がここでいいなと思っているのは、夕飯までの時間を、ちょっとおしゃれに、ゆったりと過ごせることです。

自分でいれたコーヒーやお菓子を準備して、きれいな景色を眺める。設営を終えて落ち着いたところで、そんな時間を過ごすのも楽しいですね。

3 写真を撮りながら歩く

写真を撮るのも楽しいです。せっかくいいカメラを買ったので、キャンプ場でいろいろなものを撮ってみたいという気持ちがあります。ただ、どういう写真がいいのか、何をどう撮りたいのかは、まだつかめていません。

最近はスマートフォンのカメラもかなり性能がよくなっているので、専用のカメラがなくても気軽に撮れます。「今日は写真を撮りながら歩こう」と決めて、キャンプ場の中を散策するのもいいと思います。

木のテーブルに置いたカメラとランタン
木のテーブルに置いたカメラとランタン

ただ散歩するだけでも楽しいのですが、撮影しようと思って歩くと、着眼点が変わります。何か撮りたいものはないかな、と見ていると、普段なら気に留めずに通り過ぎるものにも目が向く。そういう発見があるのが面白いんですよね。

上手に撮れたかどうかだけでなく、写真を撮るつもりで歩くから気づけるものもあると思います。そのうえ、撮った写真はあとからキャンプを振り返る思い出にもなります。

撮影するときは、ほかの利用者の顔やサイトが勝手に写り込まないように気をつけます。

4 キャンプ場や近くの公園を散策する

散歩も、私がキャンプでよくすることです。場内に限らず、近くに公園や面白そうな施設があれば、とりあえず歩いてみます。

自分のサイトでゆっくり過ごすのもいいのですが、せっかく普段あまり行かない土地へ来ているので、周りがどうなっているのかも気になります。何度も通っているキャンプ場だと違うかもしれませんが、全く知らない土地を散策する楽しさは、なかなかいいものです。

いなかの風キャンプ場の場内の道
いなかの風キャンプ場の場内の道

街を歩くなら、路地裏に入って新しいものを見つけるような楽しさがありますよね。キャンプ場の周辺ではそういう場所は少ないかもしれませんが、場内を歩いたり、公園や遊歩道へ出かけたりして、その土地を見て回れます。

例えば、田貫湖でのキャンプのときには、湖をぐるっと一周する遊歩道がありました。そこでできるアクティビティもあって、そういうものを楽しむのもいいなと思いました。近くに遊歩道や展望台があるか、あらかじめ調べておくと、出かける先を考えやすいです。

散歩とは少し違いますが、車で近くの有名な観光地へ行ってみるのもありです。実際に行ってみたら、新しい発見があったり、思っていたより楽しかったりするかもしれません。

場内では通路を使い、ほかの人のサイトには入らないように。外へ出かけるときは、無理なく戻れる時間も見ておきます。

5 焚き火を眺めて頭を休める

この中で私がいちばん好きなのは、焚き火です。薪がパチパチと鳴る音を聞きながら、ゆったりと、夕焼けで赤く染まる富士山を眺める。何とも言えないような癒しを感じる時間です。

平日は仕事でいろいろと頭を使っています。その分、週末はもう何も考えずに過ごしたい。何も頭を使わないことがしたい、という気持ちがあるんですよね。私にとって焚き火は、そういう時間なのだと思います。

火の様子を見守りながら、揺らめく炎をぼんやり眺める。それだけでも癒されますし、暗闇の中で揺れている炎は、純粋にかっこいいとも思います。

暗くなると、薪の間を揺れる炎がよく見える
暗くなると、薪の間を揺れる炎がよく見える

一方で、火はただつけておけば、いつまでも燃えているわけではありません。面倒を見てやらないと、すぐに消えてしまうこともあります。燃え方を見て、薪を足す。その手のかかるところにも面白さがあります。

そうやって、そばで面倒を見ながら過ごしている時間も、私は好きです。

キャンプ場のルールに従い、地面への熱にも気をつけて焚き火台を設置します。風が強い日は無理をせず、消火と灰の片付けまで時間を残しておきます。

6 本を読んだり、友人とゲームをしたりする

本を読むことも、キャンプでよくやっています。もともと本が好きで、ジャンルには特にこだわりません。最近買ったけれどまだ読んでいない本を持っていくこともありますし、気になっていた本を、あえてキャンプの直前に買って持っていくこともあります。

本を手に持ったときの質感や、読みやすさは、私は紙の方が好きです。ただ、読みたい本を全部持っていこうとすると、かさばるうえに、とても重くなります。

しかも、持っていったからといって全部読むわけでもありません。結局読まないまま持ち帰ることもあって、その分は重い荷物を運んだだけになってしまいます。

湖畔で、本を開いてひと休み
湖畔で、本を開いてひと休み

そこで、最近は電子書籍も活用しています。何百冊も入れて持ち歩けますし、本を増やしても、その分だけ荷物が重くなることはありません。気になる本が出てきたら、通信できる場所ならキャンプ場からでも購入できます。

本が好きな人にはわかってもらえるかもしれませんが、出発前に「これを読もう」と思っていた本と、現地に着いて読みたくなる本が変わることがあります。読みたいつもりで持ってきたのに、今はちょっと違う、ということがあるんですよね。

電子書籍なら、そんなときも入れてある本の中から気分に合うものを選べますし、別の本を買うこともできます。紙の本は好きですが、重さと、その場で選べることを考えると、電子書籍とキャンプは意外と相性がいいと感じています。電波が届きにくい場所へ行くなら、読みそうな本を先にダウンロードしておくと安心です。

ゲームについては、私は一人のときはほとんどしません。キャンプ場でスマートフォンのゲームをするのも全然いいと思うのですが、私なら、その時間はだいたい本を読んでいます。

友人と行くときは、また少し違います。何度も何度も一緒にキャンプへ行っている友人だと、話すことがなくなるときもあります。そんなとき、会話のきっかけになったり、話を盛り上げられたりするゲームがあるといいなと思います。何を持っていけば楽しめそうか、いろいろ考えて持っていっています。

7 夕焼けや星、日の出を眺める

夕焼けや星を眺める時間もいいですね。街で暮らしていても、夕焼けがきれいだな、星が見えるな、と思うことはあります。でも、自然の中で、ゆったりした時間をかけて見るのとは、やっぱり違います。

夕焼けの赤さやきれいさ自体は、街で見てもあまり変わらないのかもしれません。ただ、街中で何十分も、ぼーっと夕焼けを見続けることは、私はあまりありません。キャンプ場なら、それができます。

日がどんどん沈んでいき、山の影が伸びていく。そのまま完全に沈み切るまで見届ける。途中の変化も含めて、ずっと眺めていられる空間と時間があることが、キャンプのよさだと思います。

年越しの夜、ふもとっぱらから見えた富士山
年越しの夜、ふもとっぱらから見えた富士山

星空は、場所によっては街の中で見える星の数とは段違いだと感じます。もちろん、どのキャンプ場でも同じように見えるわけではありません。街の明かりから離れた高地のキャンプ場などで、天気や月明かりの条件が合うと、空を見る楽しみが大きくなります。

ここで、写真を撮る楽しみともつながってきます。せっかくカメラを持ってきたなら、手持ちのスマートフォンでは難しい写真にも挑戦してみたい。星を眺めるだけでなく、どう撮れるか試してみることも、その夜の楽しみになりそうです。

日の出も、普段の街での生活では、わざわざ見に行くことはあまりありません。でも、キャンプでは気になります。例えば、富士山の陰から太陽が顔を出す瞬間。そんな景色を見られるなら、少し早起きしてみたくなります。

早起きしてその瞬間を見て、朝のゆったりとした時間を過ごす。日の出だけ見て終わりではなく、その前後も含めて楽しめるのがいいですね。太陽が昇る位置は場所や季節で変わるので、見たい景色があるときは方角も調べておきます。

夕焼けも星も日の出も、街にもあるものです。それでも、それを見る体験の質が、キャンプをしている間はずいぶん変わる気がします。

夜や早朝は、ほかの人を起こさないよう静かに。足元の明かりや防寒も用意しておきたいところです。

8 気が向いたら、何もしない

何もしていなくてもいいんです。街で暮らしていると、毎日いろいろな情報が入ってきます。入ってくれば気になりますし、気になることも次々に出てきます。

そうしたものから離れて、刺激の少ない自然の中で、空を見上げながらぼーっとする。日常ではなかなか取れない、貴重な時間なのではないかと思います。

景色に向けて椅子を並べたら、あとは気の向くままに
景色に向けて椅子を並べたら、あとは気の向くままに

ただ、それを目的にして「何もしないためにキャンプへ行こう」となると、私には少し違う気がします。何かをしなきゃいけないわけでも、何もしないでいなきゃいけないわけでもない。気が向いたときに、自然とぼーっとしているくらいがいいですね。

そういう時間に、心が癒されると感じることがあります。特に仕事で忙しい時期ほど、週末にキャンプ場で何もせずに過ごせると、かなり心が安らぎます。

次のキャンプも、気の向くままに

食べたいものや読みたい本を用意しておくと、キャンプに行くのが楽しみになります。でも、現地で気分が変わったら、予定どおりに過ごさなくてもいいと思います。

8つの中に「今度はこれもよさそうだな」と思えるものがあればうれしいです。その日の天気や気分に合わせて、のんびり過ごしてみてください。

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ひすい & くろむ
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中堅キャンパー
2016年からキャンプを始めた夫婦で運営しているキャンプブログです。キャンプ場紹介・キャンプ道具紹介・キャンプレポ・キャンプノウハウを中心に記事を書いていく予定です。
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