キャンプ道具

ユニフレーム フィールドtankをレビュー ラックとの相性と蛇口の使い勝手

ユニフレーム フィールドtankの実使用レビュー。フィールドラックの下段に収まるカーキ色のタンク
Nice Camp

テントの中で過ごす「おこもりキャンプ」を始めたころ、それまで使っていた水タンクの置き場所に困るようになりました。そこで、テント内に置きやすく、見た目もなじむものを探して購入したのが、ユニフレームの「フィールドtank」です。

2段にしたフィールドラックの下段にすっぽり収まるところが気に入っています。ただ、使ってみるとコックが硬く、水を止めにくいのは気になるところ。買い替えの理由から、ラックと組み合わせた使い勝手まで紹介します。

テントのそばで1段のフィールドラックに載せたカーキ色のフィールドtank
1段のフィールドラックに載せたフィールドtank。ラック2台は横並び

蛇腹式から買い替えた理由

以前使っていたのは、丸い蛇腹式の水タンクです。折りたたむとコンパクトになるのはよかったのですが、広げると高さがあり、テント内の置き場所や見た目が気になりました。もっと景色にすんなり溶け込むものが欲しくなったんです。

台の上に置いた白い丸形の蛇腹式水タンク
以前使っていた丸い蛇腹式の水タンク

購入のきっかけは、店頭で見た展示でした。WILD-1だったと思いますが、2段に重ねたフィールドラックの下段にタンクがすっぽり入っていたんです。もともとラックを持っていたので、この収まりのよさが決め手になりました。

カーキグリーンの色も好みで、テント内に置いたときの見た目も気に入っています。

フィールドtankの基本情報

正式名称は「フィールドtank カーキグリーン」です。メーカーが公表する仕様は次のとおりです。

項目メーカー公表値
満水容量約5.5L
サイズ約37×13.7×20(高さ)cm
重量約550g(製造上±10%の誤差)
用途飲料水専用

出典:ユニフレーム公式商品ページ(2026年10月13日確認)

底の4つの突起がラックにぴったりはまる

使っていて安心感があるのは、タンクの底にある4つの突起です。フィールドラックの網目にぴったりはまり、ずれにくく感じます。

フィールドtankの底面にある4つの突起
底面にある4つの突起

専用の台を追加せず、持っていたフィールドラックをそのまま使えるのもよいところです。テントの中でも外でも、ラックと組み合わせて置けます。

ずれにくいとはいっても、地面が不安定ならラックごと倒れるおそれはあります。安定した場所に置いて使います。

下段に収めると蛇口は低め

下段に収まるのは気に入っていますが、蛇口は低めです。2段の下段に置いても、ラックを1段だけで使っても、タンクの高さは変わりません。

写真のように草が長い場所では、コップが草に触れそうで衛生面が気になります。バケツを下に置こうとしたときも、隙間が足りませんでした。

1段のフィールドラックに載せたフィールドtankからコップへ水を注ぐ様子
1段のラックでコップへ注ぐ場面。草とコップが近い

蛇口の高さを取るなら上段へ

蛇口の低さが気になるときは、2段に重ねたラックの上段へ。蛇口の下に十分な空間ができます。

2段に重ねたフィールドラックの上段に載せたフィールドtank
2段に重ねたラックの上段。蛇口の下に空間ができる

一方、私が購入時にひかれたのは、こちらの下段に収まる置き方です。タンクが上の棚板に当たらずすっぽり入り、上段はほかの荷物に使えます。

2段に重ねたフィールドラックの下段に収まるフィールドtank
2段に重ねたラックの下段に収まるフィールドtank

2段で確認したのは、置いたときの収まりと蛇口の下の空間です。水を注いで使った感想は、1段の状態でのものになります。

一番の不満はコックが硬く閉めにくいこと

ラックへの収まりは気に入っていますが、一番気になるのは蛇口のコックの硬さです。以前の蛇腹式タンクよりも硬く感じ、水が出始めるタイミングもつかみにくいところがあります。

私のタンクは、正面から見ると閉じた状態のコックが右を向いていて、左へひねって水を出します。特に困るのは、注ぎ終わって閉めるときです。本体を押さえたいのに、片手はコップ、もう片方はコックに使っているので、手が足りません。

写真のようにコップを片手に持って注ぐと、コックの閉めにくさを感じます。工夫すれば片手でも操作できるものの、さっと水を止めたいときには不便です。

公式取扱説明書の操作手順は次のとおりです。

  1. コックが奥まで入っていることを確認する
  2. 空気穴のキャップを外す
  3. コックをひねって水量を調節する

持ち運びと片付けで気をつけること

本体には、水場からサイトへ運ぶためのハンドルが付いています。満水容量は約5.5Lで、本体の公表重量を足すと約6kgになる計算です。

フィールドtankの側面にある水専用の表示と持ち運び用ハンドル
側面の「水専用」表示と、持ち運び用のハンドル

手で運ぶときは、空気穴のキャップとノズルをしっかり締めるよう説明書に案内されています。

車に積む前には水を抜きます。水を抜いて帰る前提なら、私は大きな欠点とは感じません。説明書では、水を入れた状態で自動車などで運ぶことは、振動による破損やノズルの緩みで水漏れが起きるおそれがあるため禁止されています。

飲料水専用で、50℃以上のお湯は入れられません。初めて使う前には中を水でよくすすぎ、傷の原因になるタワシやみがき粉は使わないよう案内されています。

使用・運搬・手入れの注意:公式取扱説明書(2026年10月13日確認)

蛇腹式のようには折りたためないので、空になっても同じ大きさのままです。収納時のコンパクトさは、以前の蛇腹式のよさでした。

フィールドラックを使っている人には選びやすいタンク

フィールドラックを持っていて、テント内の水タンクをすっきり置きたい人には、候補になると思います。2段の下段に収まる形と、ずれにくい底の突起は、この組み合わせならではのよさです。

コップを片手に持ったまま楽に注ぎたい人は、購入前にコックの硬さを確かめておくのがおすすめです。コックの閉めにくさには不満がありますが、ラックへの収まりとカーキ色が気に入っていて、私は買ってよかったと思っています。

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ひすい & くろむ
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中堅キャンパー
2016年からキャンプを始めた夫婦で運営しているキャンプブログです。キャンプ場紹介・キャンプ道具紹介・キャンプレポ・キャンプノウハウを中心に記事を書いていく予定です。
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